続・キバタデニムの収縮度チェック
前回の反省を踏まえて
今回はキバタデニムを30cm四方に切った後
ちゃんとかがり縫いを施しました。
かがり縫いの縫目が
めちゃくちゃ汚くて
なんじゃこりゃと思ったのですが、
よくよく調べたら下糸のセッティングが正しくありませんでした。
下糸のセッティングも大事なんですね。
失敗するたびに成長してる感じが心地いいです。
とりあえず糸がほつれなければいいので
これはこれでこのまま進めます。
というわけで前回同様
水洗いしました。
で、乾かしました。
今度はアイロンなぞ使わず
天日干しです。
その結果。
こんな感じに。
って
すんごい縮んでるかのように見えますが
画像の縮尺が違ってるのと
しわっしわなのとで
比較になりませんね、すみません。
布を平らに整えて
長さを測ってみると、
元が縦横30cmだったのが
水洗い乾燥後には
縦が26cm
横が28cm
くらいになってました。
※「縦と横」の図↓ (布地の裏表の色が逆ですが…)
縦の方が縮み方が大きいです。
この縦横での縮み方の差が
キバタ特有の
ねじれ
を生み出すんだと推測します。
縮みが完了してない不安もあったので
念のため追加でもう一回水洗い&乾燥をやってみましたが
1回目とほぼ同じ長さになったので
恐らくこれ以上は縮まないのでしょう。多分。
それにしても30cmから26cmということは
収縮率13.3%ということになります。(横は6.7%)
私がこれまで着てきたGジャンは
だいたい5%くらいの縮み具合だったので
その倍以上縮むということになります。
色落ち具合やねじれ具合、そしてこの縮み具合を鑑みるに
キバタデニムがあまり市販されないのも
分かる気がします。(市販されたらクレーム&返品の嵐ですね)
さてさて
この収縮率を踏まえて
型パターンをもう一度作り直そうと思います。
p.s.
後で布地をぎゅぎゅっと
手で引き延ばしてみたら
縦27cm(収縮率10%)、
横29cm(収縮率3.3%)になりました。
洗った直後に縮んで、
着てしばらくすると
そのくらいに落ち着くんだと思います。