やっぱりキバタ 100人乗っても大丈夫

昨日都心に出る用事があったので
ついでに衣装に使えそうなデニム生地を
物色してきました。

お目当ての生地屋さんが日暮里にあったので
行ってみたんですけど
日暮里って洋服の生地屋さんが多いんですね。

shops

あちこちに「布の街」の旗がありました。

fabric_town
恐らく洋裁やってる方には常識なのでしょうが…。

で、立ち寄ったのが
岩瀬商店さん。

日暮里にはたくさん生地屋さんがあるのですが
デニムと言ったらまずこの岩瀬商店さんの名前が挙がるはずです。

店内は
生地がロール状に並べられていて
1mいくら、で売られていました。

iwase

私のお目当て生地は

 キバタ

のデニムです。

kibata

キバタとは漢字で書くと生織、つまり織ったまんま。

私、最初

 あぁそれってつまり
 ノンウォッシュ(未洗い)のデニムのこと?

と思っていたのですが
全く違いました。

ノンウォッシュも含めて
通常売られているデニムは
織った後に防縮加工等の整理加工が施されており
洗ってもそんなに縮まないようになっています。

防縮加工がされていても
洗ったら多少縮むデニムですから
防縮加工のされていないキバタは
そりゃ相当に縮みます。
 ※だいたい10%くらい縮むそうです。

しかも生地の縦と横で縮み方が違います。

そして縮むだけでなく
ねじれます。

もしキバタでGパンやGジャンを作ったら
サイズの不安定さから
お客さんからのクレームや返品も多くなるでしょう。

といった理由等で
現在キバタのデニム商品は
ほとんど売られていません。

ですが今回の衣装は
私が自分で着る用なので
自由にやります、キバタで作ります。

大きく縮むということは
それだけ濃淡の跡がつきやすいですし
キバタは色落ちも早いとのことなので
今回の趣旨にぴったりです。

着てる時に
雨なんか降ったら
全身真っ青でしょうね。

当然失敗作は増えるでしょうが
それもいい勉強になります。

ただ、売られていたキバタは13オンスくらいだったので
今持ってるミシンだと
そのくらいの厚さのは縫いにくそうです。

う~む。

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