【映画】宇宙人ポール
今回の映画は
2011年公開の
宇宙人ポール
です。
面白かったです。
非常に楽しく笑いました。
85点!
ストーリーは
旅の途中で出会った宇宙人を
故郷に帰す
です。
ジャンルは
完全にコメディー。
SFコメディーとでも
言いましょうか。
主人公は
SFオタクの男性二人組。
彼らはイギリスから
憧れのSFの聖地、アメリカにやってきて
宇宙人ゆかりの名所を
キャンピングカーを借りて
旅します。
その旅の途中で
宇宙人に出会うわけです。
これまでの
私の知ってる宇宙人映画は
その宇宙人の
リアリティであったり
凶暴さであったりが
ウリだったのですが、
今回は
それを逆手にとってます。
笑いというのは
ギャップであると
よく言われますが、
上記のような
これまでの映画で登場した宇宙人とは違うギャップに
笑わされます。
非常に
フレンドリーで
人間味あって
ジョークを口にする宇宙人。
宇宙人の名前が
ポールなので
この題名なのですが、
多分ポールという名前も
日本の太郎みたいな感じで
アメリカ人にとっては
ベタなダサイ名前なのでしょう、
そこがまた笑えるポイントだと思います。
コメディー映画って
笑いどころを
説明するのが難しいので
笑いどころについては省略します。
ハリウッド映画のコメディーって
下ネタを覚悟しないといけないのですが
この映画も
その例にもれません。
ただ、下ネタのエグさ度合いでいうと
標準的な部類じゃないでしょうか。
ぎりっぎり
家族で見れる感じ。
カップルならOK。
オースティンパワーズの
エグさを100とすると
50くらいだと思います。
そういや
ゲイネタもでてきます。
主人公が
ちょっと小太りの男性二人組なので
いかにもゲイな感じ。
様々な人たちが
君たちはゲイか?
みたいな台詞を口にします。
ゲイネタの笑いは万国共通で、
老若男女問わず
わりと誰でも笑ってくれる上に
この場で言ってOKかな…?
みたいな恐怖心を抱くシチュエーションが少ないという
ローリスクにも関わらず、
安定して大きな笑いをとれるという
コストパフォーマンスの高いネタ。
外人と話してるときに
手軽に笑いが欲しかったら
ゲイネタを活用することをおすすめします。
ただ
ほどほどに。
主人公の男二人組は
イギリスからやってくるのですが、
アメリカの警官が一目で
イギリス人だな?
と言い当てるシーンがあって。
見た目も言葉も
白人のアメリカ人と
ほとんど似たような感じなのに
そんな簡単に
違いが分かるものなのでしょうかね。
日本で言うところの
大阪人が京都人を
言い当てるような感覚でしょうか。
あと
コーヒーとベーグルを
宇宙人が用意するシーンがあって
宇宙人が
コーヒーとベーグルって
みたいな
笑いポイントがあるんですけど、
アメリカ人にとっての
コーヒーとベーグルのベタさって
日本で言うところの
納豆とみそ汁みたいな
感覚なのでしょうか。
映画の中で
マリファナ吸うシーンがあって。
おうおう
そんなシーン
映画に入れちゃって
いいんですか
と思ったんですけど
アメリカって
州によっては
マリファナが合法なんですね。
合法なら
いいのだろうか。
善悪の基準って
なんなのでしょう。
最後に
日本発見のコーナー!
今回は
刀
が登場しました。
要は
日本刀なのですが、
Japanese sword
じゃなくて
KATANA
として
紹介されてました。
KATANAで
通じるんですか?!
【以下ちょっとネタばれ】
笑いどころ、
わんさかありましたが
個人的には
車のステッカーをはがすところが
一番笑えました。
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