【映画】かぞくはじめました
今回は
アメリカで
2010年に公開された映画、
かぞくはじめました
です。
アメリカで、と言ったのは
日本では
公開されてないためです。
震災の影響により
日本での公開は中止となって、
DVDの発売のみ、となった映画です。
簡単な
ストーリーとしては
仲の悪い男女が
ひょんなことから
一緒に子供を育てることになる
というものです。
これだけ聞けば
あぁ
その男女が
だんだん恋に落ちるのね
と予想がつきますが、
正解です。
ジャンルは
ラブコメディでしょうか。
主演の男女カップルのうち
男性役を
ジョシュ・デュアメルという
ジムキャリーっぽい
長身の男性が演じます。
イケメンキャラのようなので
日本で言う
小栗旬さんでしょうか。
女性役は
キャサリン・ハイグルという…
ちょっと
サトエリっぽい30代の女性。
この映画、
育児初体験の男女が
試行錯誤で
赤ん坊を育てていきます。
子育て未経験の私としても
勉強になります。
換気扇の近くに赤ん坊を近づけると
泣き止むシーンがあるのですが
こういう具体例って
きっと作者の
体験談なのでしょう。
にしても
赤ん坊の演技って
どうやって撮影したんでしょう。
キャサリンが作った料理を
子供がペロって食べて
頭を揺らすシーンがあったんですけど
よく撮れたなぁと思います。
まさかCGじゃないでしょうし。
赤ん坊使う撮影って
ある種CGより
難しい撮影だと思います。
映画の中で
季節の移り変わりがあるのですが
その切り替わるタイミングで
Spring
みたいなタイトルが表示されます。
当たり前ですが
Spring, Summer, Autumn…
と続きます。
これまた
当たり前なんですけど
もうアメリカでも
秋のことをfallとは言わないんですかね。
私が中学生の時も
同じ秋なのになぜ
fall と autumn が
存在するのだろう
と疑問に思いました。
きっと微妙な違いはあるのでしょうが
fallは fallとしての
別の意味がありますから、
autumnの方が
がっちり秋を指定できて
便利だと思います。
じきに
秋としてのfallは
淘汰されていくんだと思います。（多分）
この映画に点数をつけるとしたら…
70点でしょうか。
コメディなんですけど
笑いの量的には標準的。
あんまり爆笑はなかったように
思います。
個人的な
笑いどころとしては、
キャッツのメイクして
喧嘩するシーンが面白かったです。
この映画、
赤ん坊のかわいさ目当てで
見てもいいのですが、
私は
そこまで赤ん坊のかわいさを前面に打ち出した内容でもない、と
感じました。
個人的には、
共働きにおける
育児と仕事の両立の大変さを
笑いながら観察する
というのが
この映画の楽しみ方と思いました。
子育てに幻想を見てないところが
好感持てます。
ここまで言うと
勘違いさせてしまいそうですが
もちろん赤ん坊は可愛らしいですし
結論的には
子供のいる家族っていいね、と思わせる
ほのぼのした内容です。
映画の中で
赤ちゃんを病院に連れて行くシーンがあって、
診断の結果
尿路感染症
だと。
抗生剤の点滴で治すとのこと。
実際の尿路感染症が
どのくらい重度の病気か分かりませんが
映画の中では
あぁ大したことなくて
良かった
という感じで進みます。
ところが。
ところが、です。
大したことのない治療のはずが。
その直後で
医療費の請求金額について
ふれてるシーンがありまして。
その医療費、
1200ドル
とのこと。
つまり 12万円。
アメリカの保険制度
怖っ。
健康であることと
お金持ちであることが
リンクしてる国かと。
日本発見のコーナー！
…と言いたいところですが
日本に関するシーンは
ほとんどありませんでした。
唯一
キッチンニンジャ
というワードが登場しましたが
そのキッチンニンジャが
何なのか
よく分かりませんでした…。
細かいとこで
気になったのは、
男女が
白ワインらしきものを飲むシーンの後で
バイクに乗るシーンがあるんですけど、
アメリカって
飲酒運転OKなんでしょうか…?
というか
他の映画にも言えますけど
ドラッグとかスピード違反とか
一般的に犯罪とされてることが
映画の中で
でてきちゃってるのは
あれは大丈夫なんでしょうか。
企業名や有名人などの
実在の固有名詞も
バンバンでてきますし。
自由の国…ということでしょうか。
あぁ
あともう一点、
男性がソファーで寝るシーンがあるのですが
靴履いたままの
土足で寝てました。
向こうの人って
ほんとに土足で寝るんですね。
でも
さすがにベッドでは
脱いでましたが。
