続・キバタデニムの収縮度チェック

前回の反省を踏まえて
今回はキバタデニムを30cm四方に切った後
ちゃんとかがり縫いを施しました。

kibata_check2a

kibata_check2b

かがり縫いの縫目が
めちゃくちゃ汚くて
なんじゃこりゃと思ったのですが、
よくよく調べたら下糸のセッティングが正しくありませんでした。

下糸のセッティングも大事なんですね。

失敗するたびに成長してる感じが心地いいです。

とりあえず糸がほつれなければいいので
これはこれでこのまま進めます。

というわけで前回同様
水洗いしました。

で、乾かしました。

今度はアイロンなぞ使わず
天日干しです。

その結果。

2015-06-06 11.11.51

こんな感じに。

比較してみますと
kibata_check2a
これが
2015-06-06 11.11.51
これに。

って
すんごい縮んでるかのように見えますが
画像の縮尺が違ってるのと
しわっしわなのとで
比較になりませんね、すみません。

布を平らに整えて
長さを測ってみると、
元が縦横30cmだったのが
水洗い乾燥後には

縦が26cm
横が28cm

くらいになってました。
※「縦と横」の図↓ (布地の裏表の色が逆ですが…)
20150606-tateyoko

縦の方が縮み方が大きいです。

この縦横での縮み方の差が
キバタ特有の

ねじれ

を生み出すんだと推測します。

縮みが完了してない不安もあったので
念のため追加でもう一回水洗い&乾燥をやってみましたが
1回目とほぼ同じ長さになったので
恐らくこれ以上は縮まないのでしょう。多分。

それにしても30cmから26cmということは
収縮率13.3%ということになります。(横は6.7%)

私がこれまで着てきたGジャンは
だいたい5%くらいの縮み具合だったので
その倍以上縮むということになります。

色落ち具合やねじれ具合、そしてこの縮み具合を鑑みるに
キバタデニムがあまり市販されないのも
分かる気がします。(市販されたらクレーム&返品の嵐ですね)

さてさて
この収縮率を踏まえて
型パターンをもう一度作り直そうと思います。

p.s.
後で布地をぎゅぎゅっと
手で引き延ばしてみたら
縦27cm(収縮率10%)、
横29cm(収縮率3.3%)になりました。

洗った直後に縮んで、
着てしばらくすると
そのくらいに落ち着くんだと思います。

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