今回は2011年の映画

 リミットレス

です。

リミットレス、
日本語で言うと
限界なし、と
言ったところでしょうか。

簡単なストーリーは

 怠惰な生活を送る男が
 ある薬をきっかけに
 自分の脳みそを
 フル活用できる力を手に入れる

です。

ちょっと長いですかね。

この、脳みそを活性化させる、というとこが
リミットレスなわけです。

どう活性化するかと言うと

 小説(?)を超スピードで書き上げる

 外国語を短期間でマスターする

 株取引の法則をあみだす

みたいに、
要は
頭がキレッキレに
なるわけです。

ところが
この頭がキレッキレになる薬、
そうそう上手いこと
できてなくて。

まず、
永遠には効きません。

一錠で
だいたい一日といったところ。

しかも
飲み続けたら
人によっては廃人or死に至る、という
麻薬のような側面があって。

そこで、
あぁなるほどね、となります。

世にも奇妙な物語的な
進行を期待してしまうわけです。

 で結局あれでしょ、
 イケイケの状態で上げといて
 最後にはドーンと
 どん底に落として
 
  世の中そんな上手い話なんてないよ、
  ちゃんと努力して自己を高めなさいね

 というメッセージなんでしょ


高をくくってしまいます。

ところが。

ところが、ですよ。

映画が進むにつれても
いっこうにその
ドーンとどん底に落ちるところまでいかないんです。

いや、確かに
後半になると
主人公の人生が下降気味になってはいくんですけど
まだそこまでどん底ってわけでもなくて
しぶとく低空飛行を続けるんです。

低空飛行っていうのは
まだ廃人くらいまでには至らないという意味です。

で、映画の再生時間を気にしながら
観ていると、

 え?残り10分だよ?

 このまま
 廃人or死に至らないまま
 逃げ切るつもり?!


俄然わくわくしてきました。

で、
結局どうなったかと言うと…
それはネタばれになりますので…。

主人公は
売れない若手小説家の男性で、
ブラッドリー・クーパーという役者さん。

映画の中で
たびたび彼の瞳のアップが
映し出されてたのですが、
青い目って
確かに綺麗ですね。

まったく
憧れないのが
不思議ですけど。

この映画では
頭がキレッキレになるシーンの
表現方法が独特で。

作家として
超スピードで小説を書き上げてる時は、
文字が部屋中に降ってたり、
薬を飲んだ瞬間に
画像の色彩が急に鮮やかになったり。

この瞬間感じる壮快感に
微妙に中毒性があって、
映画にでてくる薬の中毒性と微妙にリンクしたりするので
それが主人公への感情移入を助けているような
気がします。

感情移入すると、
今度は

 自分なら
 頭がキレッキレになったら
 何するだろう

と考えてしまいます。

やっぱりまずは外国語の習得かなぁ、と
考えていたら
主人公も同じことやってたので
ビンゴ!って感じでした。

あとは何でしょう、
やっぱり
音楽作りがはかどるようになると
いいですね。

薬を手にする前の主人公が
小説を書かないで
部屋でちんたら時間つぶしてるの見て
なんだか笑えない自分がいました。

点数をつけるとすると
80点でしょうか。

面白かったです。

スーパーマンのような
現実離れしたパワーアップではなくて
脳みそをフル活用させる、という
案外ありえそうな設定が
リアリティあって良かったです。

あと
ラストまでの
逃げ切りの攻防が
個人的な見所でした。

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