【映画】B型の彼氏

ハッピーハッピーという
元コアラさんの芸名を聞くたびに
切なくなります。

こんばんは、
太郎です。

最近は
昼飯ぬきという
節約生活を送っている
私ですが、
昨日は
久々に
映画を観に行きました。

有楽町にて。

題名は

 B型の彼氏

です。

B型。

先日
血液型についての
日記を
書いたばかり。

B型の男性である私は
是非とも
観に行かなければ。

ある種
使命感にかられて
観に行きました。

韓国映画です。

昨日(1/28)は
ちょうど公開日。

公開日&土曜という
好条件が
重なったためか、
会場は

 ほぼ満席

でした。

客層は
若いカップルが
多いかと思いきや
意外と
女性同士の方々や
母親とその娘、
ひとり、
などさまざま。

ただ、
全体的に
女性比率高し。
(7割強?)

あぁ
まずは
どんなストーリーか
お教えしないと
いけませんね。

と言っても

 B型の彼氏

という題名で
だいたいの趣旨は
お分かりに
なるのではないでしょうか。

こういう、
ファインディング ニモのように
聞いただけで
ぱっと
ストーリーを予想できる
題名は
大好きです。

一応
簡単にストーリーを
紹介しますと、

 優柔不断の
 A型の女性が、
 典型的B型の男性とつきあう
 ラブコメディー

と言ったとこです。

この映画、

 彼氏のB型っぷり


見所であります。

皆様は
血液型について、
いえ
B型について
どういうイメージを
持っていらっしゃるでしょうか?

 自己中心的?

 マイペース?

 気分屋?

 わがまま?

この映画、
韓国の映画なのですが
B型に対する描写(=イメージ)が
ほとんど
日本と変わりません。

いったい
血液型イメージの起源は
どこの国なのでしょう…。

ここで登場する
男性は(B型の彼氏)

 完璧に
 ステレオタイプ化されたB型

です。

一言で言うと

 自己中心的

です。

図々しくてわがまま。

かといって
完全に利己的かというと
そういうわけでもなく、
気分によって
すごく情熱的に
彼女を世話するという。

演じる俳優さんは
イ・ドンゴンさん。

イ・ビョンホンと
チャン・ドンゴンが
ごっちゃになって
思わず

 あぁ知ってる知ってる

と心の中で
うなずいてしまいましたが、
正直知りません。

でも
一度
深田恭子さんと
ドラマで
共演しているそうです。(「フレンズ」)

きっと
有名なのでしょう。

個人的には
顔を知らない俳優の方が
ストーリーに集中できるので
好都合ですが。

このイ・ドンゴンさん…。

なんか
どうも

 ヨン様

に見えちゃうんです。

普段の顔は
そんなに
似てるとは思えないと
思うのですが。

笑うと

 気持ち悪いくらい

そっくりです。

この映画での
役名も

 ヨンビン

なので、
ヨン様と言えなくもないです。(以下、ヨン様)

私、
比較的
簡単に
このヨン様に
感情移入できました。

なぜか。

 私自身が
 B型だから

ということでは
ありません。

このヨン様、

 Gジャンばっか着てる

んです。

B型&Gジャンの
ダブルパンチで
すっかり気分は
B型の彼氏本人でした。

あぁ
あと
マンションの前で
自分の曲を
彼女に歌ってきかせるとこなんて…。

まさに
自分を見てるようで
恥ずかしいっス…。

主人公の
A型の女の子を演じるのは、

 ハン・ジヘさん

です。

この方は
ほんとに情報の手がかりが
ないです。

チェジウさんの妹、
みたいな感じ…?

役名がハミなので
ヨン様が
名前を呼ぶ時

 ハニー

って
聞こえました。

いいですね。

もし
自分に
息子が産まれて、
ダーリンって
名付けたら
みんなにダーリンって
呼ばれるんですかね。(笑)

さっきのヨン様と
このハミを観てると、
どうも
冬のソナタを
彷彿としてしまいます。

と言っても
本物のヨン様とチェジウほど
美形とは…言えない…。

 冬ソナの2軍

といった感じ…。

ハミの従姉として
登場するのが
シン・イさん。

なかなか
キリっとした顔立ちで、
ヒロインより
よっぽど
この方の方が
華があるのですが、
映画のポジション的には
よし子ちゃん。(サリーちゃんの)

日本人で言えば
深津絵里さんと
青木さやかさんを
融合させたと
思って下さい。

気の強そうなとこは
韓国版
ベッカム夫人といったところ。

役所としては、
B型男性を毛嫌いする女性。

結果、
従妹&ルームメイトである
ハミと
B型男のヨン様の
恋をジャマします。

風貌とキャラが
マッチしてて
なかなか好きです。

ヨン様の父親もまた
B型なのですが、
このワガママぶりがひどい!

ちょっと笑えるライン
ギリギリオーバーという感じでした。

B型エピソードの数々は
この映画の肝でありますので、
なるべく
紹介は控えておきます。

思えば
私自身、

 父親が自分の食事した食器を
 台所に戻さない

だけで
ちょっと
どうにかしてほしいと
思ってしまう始末。

私もB型ながら
細かい事が
気になってしまうようです。

なるべく
B型の傲慢さを笑える
心の余裕を維持するのが
この映画を
楽しむコツだと
思いました。

この映画全体で
感じたのは、

 センスの良さ

ですねぇ。

セリフまわしであったり、
カメラワークであったり、
そういった
センスの良さは
面白い映画に共通する
特徴であります。

ラストの
バスのシーンは
不覚にも
涙腺がブルブルに
なってしまいました。

これまで
散々笑わせといて
最後の最後で
ホロリとさせる。

新喜劇の手法に
あと少しで
やられるところでした。

表面張力万歳。

以下、ネタバレです。
==================================
疑問に思ったところが
何点か。

1. 最後のバスのシーン
 どうやって
 乗りこむことが
 できたのでしょう?

2. 手品
 お金は
 返しましょう。

 場が
 荒れなかったのが
 不思議です。

3. (映画観る前の)車内での妄想
 あれは
 妄想だったのでしょうか?

4. 金メッキの指輪
 彼氏の指にしている
 指輪を
 ぱっと見て
 金メッキだと判断できたのなら、
 最初から(あげるときに)
 金メッキと分かるのでは

5. B型の男はいいか?
 最終的に
 B型の男性も
 いいものね、と
 綺麗にまとめてますが。

 僕が女性なら
 ああいう男性とは
 おつきあいしたく
 ありませんね…。(疲れそう…)

6. 「これ、数かぞえといて」
 あのカールみたいの、
 何ですか?

7. 最後の動画
 何故
 ネットに公開するのでしょう…。

8. 「実は先輩にあげたのは
  偽物の指輪なんだ」
 でも
 彼女と別れる条件で
 借金を肩代わりしてもらったのは
 事実なのでは?
==================================

正直、
この映画
隙だらけで
ツッコミどころ満載です。

特に
二人の出会うキッカケなんて
無茶苦茶です。

でも
その無茶苦茶ぶりが
逆に
この映画に
勢いを与えてくれます。

そういう意味では
ウォーターボーイズと
通じる要素が
あるのかもしれません。

そういや
話はずれますが、
この前
アエラを読んでたら
韓国のSNS事情に対する
記事が載ってました。

韓国のmixiみたいなものに

 サイワールド

というサービスが
あるそうで。

mixiの登録者数が
230万人というのに、
サイワールドの登録者数、
なんと1600万人。

韓国の総人口が
4800万人ということなので
実に3人に1人が
このサイワールドに登録してることに。

さすが
IT国家ですねぇ。

日本もいつか
そんな状態に
なるのでしょうか。

日記も
あんまり下手な事は
書けませんね。

映画の話に
戻ります。

今回、
映画館で初めて

 吹き替え版

で観ました。

シリアスな映画を
吹き替え版で観ると
興ざめしたりしますが、
コメディ系や
アニメだと
映画全体のテンションを上げてくれて
時にはプラスに働くと感じました。

映画の前に
これから公開される映画の
予告編を観たのですが。

「小さな恋のステップ」

同じく韓国映画。

主人公の男性、
どうも

 丸山弁護士


見えてしまいました。

「ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!」

これ
絶対観ます!

巨大うさぎがでてくるんですが、
もののけ姫の冒頭の
タタリ神以来、
久々に
ぞくっとさせてくれました。

この映画、
点数をつけるなら

 85点

でしょうか。

星4つ。(5つ中)

多分
私自身がB型であることで
10点くらい
加算されてると思います。

この映画、
韓国本土でも
150万人を動員して
大ヒットしたそうです。

日本でも
そこそこ
ヒットするんじゃないでしょうか。

暴力的なシーンも
ないですし、
軽く観れる映画だと思います。

猟奇的な彼女に対して
B型の彼氏。

同じくらい
ヒットしてほしいとこです。

書きたいことを
羅列していったら
わけのわからない文章に
なってしまいました・・・。

最後に、
この映画の
一番のサプライズポイントを
お教えしたいと思います。

それは

 製作スタッフが
 全員B型

ということです。

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