【映画】英国王のスピーチ

英国王のスピーチ
なる映画を
観てきました。

今さら
という感じですが
最近
映画館に行く機会も
なかったので
ようやく観ることが
できました。

この映画、
アカデミー賞を
4冠獲ったのですが
いかんせん
派手なアクションシーンや
有名な俳優が
わんさかでるような
映画でなかったので
日本では
あんまり
話題にならなかったような
気がします。

しかし
題名からも
にじみ出る品の良さと
アカデミー賞4冠の
格式が高い感じに
惹かれました。

 よし
 塔の上のラプンツェルを観たい気持ちを
 ぐっとこらえて
 ここはひとつ
 大人の階段を
 上がってみよう


決心し、
英国王のスピーチを
観ることに
しました。

どうでもいいですが

 英国王のスピーチ

 英国のスピーチ王


勘違い
してしまいませんか。

しませんか
そうですか。

英国のスピーチ王だと
BBC版のTVチャンピオン的な番組で選ばれた
スピーチ王を紹介する
映画になりそうです。

それはそれで
観てみたいです。

えっ
限りなく
どうでもいいですか。

この映画の
ごく簡単な
ストーリーは

 演説が苦手な
 イギリス王室の偉い人が、
 練習を重ねて
 苦手を
 克服する

みたいな話。

それは多分
タイトルで7割がた予想がついて、
予告編でも観たら
ほぼ100%理解できるかと
思います。

観客も
そのゴール(演説が上手になる)が
見えているので、
楽しむべきポイントも
おのずと
頭の中で
用意されます。

それは

 いかに演説が苦手であったか

 いかに演説が上手になるか

 トレーニングの奇抜さ


こんなところでしょうか。

格闘技とは
異質のものではありますが、
主人公が成長する痛快さ
を描くという意味では
ベストキッドや
ロッキーなどと共通した
いわば
王道をいってる映画なのかも
しれません。

で、
観てみたのですが
いかんせん
ディテールが
ちょっと難しく。

英語圏独特の文化が
分からないと
その楽しさを充分味わえない気が
しました。

英国王の演説を
トレーニングする人が
息子達と遊ぶシーンが
あったのですが、
その遊びのキモの部分が
よく分からず…。
 ※モノマネ当てゲーム?

ストーリーの大まかな部分は
分かっているので
まったく
チンプンカンプンということは
なかったのですが
ところどころで
基礎知識が必要な
シーンがありました。

海外の人が
時代劇を観たら
こんな気持ちに
なるでしょうか。

しかしまぁ
いいお勉強には
なりました。

特に
英国の王室事情と
英語圏の吃音(きつおん)について
ちょっと
理解が深まりました。

そもそも
主人公の王が
演説を上手に話せないのは
慣れてないからという問題ではなく
吃音が
原因でした。

吃音というと
小倉智明さんが
かつてそうであったと
聞いたことがありますし、
スキャットマンジョンさんも
そうですし、
私の小学校時代にも
吃音の同級生がいました。

この映画では
その吃音を
トレーニングで
克服する過程を
紹介してます。

英語の吃音って
生まれて初めて聞いたのですが
あんな感じなんですね。

演技なので
実際の感じとは
ちょっと違うかもしれないのですが
その違いはわかりません

まぁ
アカデミー主演男優賞獲ってるくらいなので
裸の大将クラスの
リアリティは
でているのではないかと
思います。

そういうところも
英語圏文化の素養があった方が
理解が深まったと
思われます。

で、
観終わった感想ですが・・・
そこそこ
楽しめた・・・くらいでしょうか。

もちろん
面白かったのですが。

結構期待していたので
ハードルが
高かったのかもしれません。

それとも
あんまり私とアカデミー賞は
好みが違うのかも
しれません。

一番感動的だったのは
英国王が
改心してトレーニングに励むシーンでした。

クラシック音楽をBGMに
あらゆるトレーニングを
頑張ります。

人が必死に頑張る姿は
感動的です。

気になったのは2点。

 トレーナーの男性が
 斎藤洋介さんに
 似ていたこと

 英国王の娘達2人が
 奥さんそっくり

だったことでした。

さて、
英国王のスピーチを
観た感想なのですが、
実は
それよりも
映画が始まる前の

 他の映画の予告編

の方が
気になりました。

それは

 奇跡

という映画で、
タイトルからは
訴求心を
微塵も
感じさせないのですが
この映画にでてる

 まえだまえだの演技


素晴らしく。

まえだまえだは
前々から
大人に物おじしない
ハートの強さで
注目しておりました。

バラエティー番組での
発言の入り方が
松竹芸能っぽくなくて、
どちらかというと
素で勝負するタイプの
吉本っぽさを
感じてました。

この子たちが
俳優業もできるなんて
末恐ろしいとは
このこと。

そもそも
漫才やコントって
演技が上手じゃないと
安定した笑いに
つながらないので、
お笑い芸人の方って
演技ができることが
大前提なんじゃ
ないでしょうか。

そういう意味だと
俳優から
お笑い芸人への転身よりかは
お笑い芸人から
俳優への転身の方が
成功する確率は
高いと思います。

多分
この映画は
ヒットしないと思いますが
まえだまえださんにとっては
出世作に
なるのではないでしょうか。

それにしても
芦田愛菜さんといい、
濱田龍臣さんといい、
おそらく
大橋のぞみさんあたりから始まった
最近の
子役の群雄割拠ぶりは
いったい
どうなっているのでしょう。

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