旅行に
来たからには
その土地の名物を
満喫しないといけないような
貧乏人特有の
焦りが
発生しまして。

そうした欲求を
満たしてくれるのは
グルメが一番。

ということで、
札幌滞在中
色んなものを
食べました。

 回転ずし x2(トリトン、とっぴー)、
 ラーメン x2(てつや、ななし)、
 ハンバーグ (びっくりドンキー)、
 コロッケ (じゃがいもハウス)、
 スープカレー (忘れました)、

などなど。

カニ料理も
興味があったのですが
あまり
カニに対して
懐かしさは
感じていなかったため
今回はスルーすることにしました。

よく
北海道に住んでた、というと

 地元の人しか知らない
 おいしいカニ料理屋
 教えて

なんて
聞かれることがあるのですが、
地元の人も
そうそう
カニ食べませんから。

ましてや
学生の身分で
カニなんて食す機会
ありませんでしたから。

頻繁に
通っていたのは、
学食だったり
たいしておいしくない定食屋だったりしますから
ホストとして
胸をはって紹介できるお店なんて
ないんです。

とは言え
こうして
せっかく観光客として
やってきたからには
美味しいお店に
行きたいわけです。

さて
何料理にするか・・・。

そうだ
ジンギスカンに
しよう。

北海道と言えば
ジンギスカンだ。

食べちゃいたいほど
かわいらしい羊も
羊が丘で
見てきたことですし。

ホントは
芝生で
七輪用意して
ジンギスカンパーティーでも
やりたいとこだったのですが、
一人で それやったら
泣きそうなので
また今度することに
しました。


yahoo!で
ジンギスカンの
美味しいお店を
探します。

ありました。

 札幌ジンギスカン だるま 札幌ジンギスカンだるま

ここなら
カウンターですし
一人でも
比較的入りやすそう。

場所は
すすきの。

すすきのというと
卑猥なイメージを
持たれている方も
いらっしゃるかと思いますが、
別に
卑猥一辺倒なスポットではなく
至極まっとうな
歓楽街・・・だと思います。

学生達も
普通に
飲みに行ったりします。

とは言え
確かに
そういった
いぶかしげなお店も
多いです。

そういった
お店の前には
客引きの
お兄さん達が
ズラっと立っていて、
そこの前を通り過ぎようとすると
ジっと
見つめられます。

客引き行為は
禁止されているので
声をかけてくることはないのですが
いつでも
客のリクエストに応えられるよう
スタンバイしているのです。

今回行く
ジンギスカンのお店は
すすきの
ド真ん中。

それも結構
ディープなところ。

どうしましょう・・・。

いや、
虎穴に入りずんば
虎児を得ず
だ・・・。

あれ、
そういや
虎穴に入りずんばって
「ずんば」で
よかっただろうか。

こんな
思わず踊りだしたくなるような
言葉だっただろうか。

意を決して
すすきのへ
ゴー。

卑猥なお店の前を
突っ切って
ジンギスカン屋に
向かいます。

客引きのお兄さん達が
こっちを
じっと
見つめてきます。

大丈夫
大丈夫、
学生時代は
ほとんど
声かけられなかったし。

・・・と思ってたら
今日はなんだか
やたら
声がかかる。

 これから
 どこ行くんですかー?

みたいな。

明確な
客引きワードを
使わないんですね。

でも
客引きは
ダメなんですよ!

それでも
私に声をかけるということは
よっぽど
確信が
あるのでしょう。

失礼しちゃう。


何とか
客引きをふりきって
ジンギスカン屋へ。

開店前にも
関わらず、
そこには数人の行列が。

家族連れも
1組。

いよいよ入店。

店内は
10席ほどの
カウンターのみ。

店に入ったら、
丁度
私までで
店が
いっぱいに
なってしまいました。

で、
座った席は
左隣が家族連れ、
右隣がカップル。

目の前には
七輪。

各々が
自分で肉を
焼いていく
スタイルなんです。

でも私
こういう
カウンタースタイルのお店
生まれて初めて。

しかも
一人だし・・・。

 どうやって
 注文したらいいの・・・

 どうやって
 お肉焼いたらいいの・・・

 どうやって
 お会計
 済ませればいいの・・・

もう気分は
子羊。

しかし
こんな時に
私を
奮い立たせてくれる言葉が

 旅の恥は かき捨て

です。

勇気を与える言葉って
こういう言葉だと
思います。

 よし、
 とりあえず
 ネットで
 紹介されていた
 キムチを注文するか・・・

と思っていたら
さっきの行列で並んでいた順に、
お店の人が
注文を
とり始めました。

ドキドキしていたので
何て注文したか
忘れましたが
他の客と同じように

 肉1枚

みたいな感じで
定番のジンギスカンセットを
注文しました。

その注文するときに
分かったのですが、
よくよく周りの客を
見渡してみたら
みんな
慣れない観光客のようでした。

中には
アジア系の
海外からの
観光客までいます。

そして
みんな一様に
目が泳いでいて
私のように
どうやって振舞うのか
戸惑っている様子でした。

誰も
常連がいないという
リーダー不在の
不安感が
店を覆い尽くします。

で、
肉が
到着しました。

七輪には
スライスされた
タマネギが
乗っかっています。

さぁ
どうやって
焼くのが
正しいマナーなのか・・・。

皆が
キョロキョロと
周りの挙動を
伺っているところに
1名、
40代くらいのオジサンが
七輪の
そのタマネギの上に
肉を
重ね始めました。

それを見た
他の客が
一斉に
おなじように
肉を重ね始めます。

 だよね!

 だよね!

 これで
 いいんだよね!

すると
徐々に
緊張の糸が
ほぐれてきたのか

自分達の肉の
焼き加減に
集中し始めます。

そして
サイドメニューを
頼み始めます。

ここだ。

ここで
キムチ頼めば
ちょっと常連ぽくて
俺は
ヒーローだ・・・。

・・・でも
声届かなくて
店員さんに

 はい?

とか
聞き返されたら
どうしましょう・・・。

最近
人としゃべってないから
声のボリューム設定
大丈夫だろうか・・・。

いや、
旅の恥はかき捨てだ!

 すみませーん

 キムチくださいー

 はーい

通じたー。

嬉しくて
勢いに乗った私は
生ビールまで
注文してしまいました。

みんな
やったよー。

俺は
自分に勝ったよー。

そして
勝利の美酒を
堪能し、
ジンギスカンを
ペロリと
平らげました。

味?

美味しかったです。

会計は
酔った勢いで
普通に
できました。

あんなに
心配してたのが
バカみたいです。

今度は
東京でも
一人居酒屋に
挑戦しようか・・・。

さぁ
札幌も
堪能しましたし
そろそろ
洞爺湖に
行きましょうか・・・。

続く・・・。

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