切り絵ーター、百鬼丸さん

 百鬼丸

というと
手塚治虫さんの作品が
有名ですが。

私が
以前から注目していた、
切り絵をされている方が
いらっしゃいまして。

その方も
百鬼丸さんと
おっしゃいまして。

2005年か
2006年か
そのくらいに、
私が
某市役所で
住民変更届の手続きをするときが
あったのですが。

手続きの
順番待ちをしている際に、
フロアの大型テレビで
NHKの番組が
流れていました。

確か
地方ニュースか何かだったと
思うのですが、
そこで紹介されていたのが
百鬼丸さんの
切り絵でした。

切り絵というと
それまでは
落語の寄席でやるような
ハサミでチョキチョキ
というイメージだったのですが
その番組で
紹介されていたのは
全く別物で。

繊細かつ
ダイナミックで
それでいて
生き生きとしている。


そんなに美術に
興味はなく、
村上隆さんの美術作品が
海外で評価されていると聞いて
あぁ自分には
美術のセンスは
ないんだなと
自覚していたのですが。

でも
この切り絵には
ハッと
させられました。

欲しいなぁ
と思ったのも
その時です。

 具体的に
 どんな絵なの、
 画像見せて

と思われるかもしれません。

こちら
ご参照ください。

話題がそれますが
男女の
ジャケット案でも
百鬼丸さんの切り絵を
個人的に
ディレクターさんに
提案していたのですが、
いつのまにか
スルーされていたのは
残念でした。

で、
ちょくちょく
百鬼丸さんのホームページは
チェックしていたのですが
このたび
埼玉で個展を開く
との告知があったので
行ってきました。

いやぁ
素晴らしい。

人物の絵が
多いのですが、
それらひとつひとつが
生き生きとしていて、
豪傑達に
囲まれているみたいで。

切り絵作家って
他にも
いろいろ
いらっしゃるのですが
百鬼丸さんの作品が
一番
躍動感と表情に
溢れていると
思います。

この個展では
作品の販売も
行われて
いました。

カラーの作品や
風景をテーマにしたものなど
色々ありましたが、
私は個人的に
時代モノの
人物像で
白黒のやつが好きで、
それらを
3点ほど購入させて
いただきました。

1点目。

ザ・百鬼丸って
感じです。

カッコイイの
一言。

よく見ると
髪の一本一本まで
非常に繊細です。

2点目。

閻魔大王が
お酒
飲んでます。

背中の
ニュッとしたラインが
斬新。

縁起が
良さそうです。

3点目。

鉄砲の弾にも
ひるまない。

二人の目線の先を
想像させてくれるところが
好きです。

さらに
個展では
制作ライブとして
その場で
切り絵を
制作されていました。

そして
たまたま
私のリクエストに
お応えいただきました。

私のリクエストは
「ボーカリスト」で。

背景が黒いので
一瞬では
分かりにくいかもれませんが、
ギターを弾きながら
マイクで歌を唄っている
ボーカリストがいます。

家宝決定。

これを
リクエストから完成まで
わずか
一時間足らずで
作られます。

ちなみに
一応
言っておきますと
この作品だけ
他のより白いのは
単に
フラッシュたいてるからです。

部屋に
百鬼丸さんの切り絵を
飾るのが
夢だったので、
ひとつ夢が
叶いました。

家が火事になったら
ハードディスクと
この切り絵を
持ち出すことにします。

埼玉での個展は
5/1までですが、
5/10~5/18では
原宿でも
開催を
予定されているそうです。
 ※googleで「百鬼丸 切り絵」で
  HPが検索されますので
  詳細はそちらで。

個展で
お話を伺ったら、
個展を見に来るお客さんは
年齢が高めの方が
多いそうです。

でも
若い人も、
もっと言えば
子供も
ひきつける魅力が
あると思います。

そういう意味でも
原宿っていうのは
大いにアリ
だと思います。

ご興味のある方は
是非どうぞ。

百鬼丸さんは
今後
海外での活動も
活発化していきたいそうですが、
なんとなく
ヨーロッパあたりで
人気に
火が付くといいなぁと
思います。

浮世絵も
そうですが、
東洋の持つ
独特な渋さって
欧米で
高く評価されますし。

漢字のTシャツ着てる
外国人なんか
大好きだと思います。

切り絵ーター、百鬼丸さん” に対して2件のコメントがあります。

  1. 百鬼丸 より:

    有難うございます。久し振りに、私を検索したら、タローさんの文章にぶち当たりました。これからもよろしく。

    1. taro より:

      あっ
      百鬼丸さん
      お久しぶりです。

      こちらこそ
      今後とも
      宜しくお願いいたします。

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