【映画】バトルシップ
このところ
映画の感想が続いてますが。
あと数日くらい
似たような感じで
続きます、すみません。
今回は
2012年公開の
バトルシップ
です。
バトルシップと聞いて
とっさに
あぁあの
Windowsについてる
ゲームね
と思ったら
それは
マインスイーパでした。
小さい頃やったこと
ある方いらっしゃるかもしれませんが、
バトルシップという
テーブルゲームがありまして、
この映画はそのゲームを
モチーフとしてます。
ただ私自身
そのバトルシップを
やったことがないので
この映画と
どう関わりがあるのか
いまいち分かりませんが…。
さてさて
どういう話か
ざっくり言うと
エイリアンとの戦い
です。
やんちゃな主人公が海軍に入り、
突然やってきたエイリアンと戦う、
というもの。
そのやんちゃな主人公とは
テイラーキッチュという
ジョントラボルタの息子みたいな青年。
なんか最近
ハリウッドスター、特に青年のハリウッドスターの
顔覚えるのが難しくなりました…。
どれも似たような顔に見えます…。
おっさん化してますね…。
彼、冒頭は
長髪だったんですけど
海軍に入るタイミングで
髪をばっさり切るんです。
すると
ただでさえ顔覚えにくいもんだから
しばらく
それが同じ人物だと気づきませんでした。
困るよ〜。
エイリアン映画、
特にエイリアンが敵となるエイリアン映画で重要なのは
そのエイリアンのリアルさ、気味悪さ
になります。
そこはさすがの
CG技術の進歩、特に何も言うことありません。
気味悪いし
リアルだし。
エイリアンとの戦いという意味では
インデペンデンスデイも
似た感じの映画でした。
というか
エイリアンやってくる -> 倒す
という構図以上に
似てる印象を持ちました。
そういう点から
あんまり新鮮味を感じませんでした。
この映画の見所、と言いますか
日本人として注目すべきところが
ありまして。
それは
浅野忠信がでてる
ということです。
何の役かというと
米海軍と一緒に戦う
海上自衛隊員として出てます。
ハリウッドに紹介しても
恥ずかしくない俳優は?
と聞かれれば
多分、浅野忠信さんは
TOP5くらいには入ると思います。
私も
安心して見てました。
でも…序盤は
ちょっと舞い上がってるような…?
そんな印象を受けました。
綺麗な一重まぶたなので
表情が変化しにくく、
落ち着いた演技が持ち味の役者さんだと思うので
そこがハリウッド関係者に伝わると良いのですが。
まぁでも
日本人役とはいえ
英語で演技するって相当大変ですよね。
浅野忠信さんだけではなく
この映画、随所に日本が登場します。
海軍の同時演習の前に
米軍と自衛隊でのサッカーの試合が行われます。
日本以外の国も演習に参加してるのに
あえて日本がフィーチャーされます。
エイリアンがやってきたことを伝えるニュースでも
アメリカのニュース、日本のニュース、その他の国のニュース、といった具合に
日本語が目につきます。
もしかしてまた
ソニーピクチャーなのかなと思いきや
ユニバーサルピクチャーで。
ていうか
これ映画に限ったことじゃないんですけど
震災以降
日本の認知度が増してるような
気がしてなりません。
これ完全な私見なんですけど
震災後、各地で暴動や略奪が起きずに
お店の前にきちんと列を作る日本人の映像は、
相当に、これほんとに相当に
世界にインパクトを与えたんじゃないかと思います。
日本社会の良さが
あの行列に集約されていたんじゃないかと考えます。
あの行列こそが Cool Japan だと言ったら
多分
誰も否定しないと思います。
映画の話に戻ります。
これ3Dで見たら
もうちょっと面白かったと思うんですけど
インデペンデンスデイと違って
いまいちドキドキしなかったんですよね。
CG映像に慣れてしまったというのも
あるんでしょうけど、
非日常感ハンパなくて。
インデペンデンスデイも非日常ではあったんですけど
非日常なりのリアリティがあって
ドキドキしたんですが。
映画全編通して
血しぶきが散るとか
あまり残酷なシーンが見当たらないんですけど、
エイリアンに食われるとか
ちょっとくらい見てる人に痛いと思わせるシーンもあった方が
リアリティでるんでしょうかね。
あぁ、あと
またインデペンデンスデイとの比較で恐縮なんですけど
インデペンデンスデイの時のような
強敵感がありませんでした。
インデペデンスデイだと、
エイリアンの母艦がとても強敵で、
たとえ
核ミサイルぶちこんでも
バリアで
全く効かないんです。
それ覚えてたので、
このバトルシップでも
米軍艦隊から発射されたミサイルが
エイリアンの母艦に当たった時
きっと
バリアかなんかで
効かないよ、
どうすんだろうね、これから
と思ってたら
ドーーーン!
って
かなりのダメージを与えたんです。
効くんかい!
バリア的なやつ
ないんかい!
と
心の中ツッコミ。
たぶん
ビール飲んでたら
声に出してたと思います。
あぁでも
エイリアンの武器、というか乗り物があって
金属のタイヤみたいのが
回転しながら
ガリガリガリガリーって
重機を壊していく乗り物なんですけど、
あれなかなか
オリジナリティーがあって
面白かったです。
てか
あれフルに活用した方が
地球壊滅できるんじゃないかと。
点数をつけるなら…
70点でしょうか…。
日本をフィーチャーしてくれて
ありがとう加点と
別に難しいこと考えないで見てられるというところで
こんな感じの点数に。
決して
見たからなんになるという映画じゃないと思います。
むしろ
コメディーと割り切った方が
楽しめるんじゃないかと。
あぁそういや
エイリアンにミサイルが当たった瞬間、
隊員たちが一斉に
Yeeeeeeeeah!!!!!
と歓声を上げてハイタッチするんですけど。
あの手の鉄板のシーン、
ああいうのって
ほんとにアメリカで
あるんですか。
ていうか
自分もああいうシーンに
出くわしたいです。
超気持ち良さそうなんですけど。