【映画】GOEMON観ました【ネタばれあり】

観てきました。

GOEMON。

新宿で。

以下、
ネタばれがありますので
これから
観に行かれる方は
当記事を
読まない方が宜しいかと
思います。

監督は
宇多田ヒカルさんの
元夫としても有名な
紀里谷さん。

前作の
キャシャーンも
観に行きましたが
紀里谷さんの作品は
映像に
特徴があって
そこが
見どころであります。

キャシャーンが
そんなにヒットした噂を
聞かなかったので
次回作があるか
心配だったのですが
無事GOEMONが
公開されて
安心しました。

さて
GOEMONの
大まかなストーリーですが。

ざっくり言うと

 江口洋介さん演じる
 石川五右衛門の
 活躍っぷり

でしょうか。

時代設定は
豊臣秀吉が天下統一した
安土桃山時代。

豊臣秀吉はもちろん
石田光成や
千利休など
その時代の有名人が
わんさか登場します。

で、
実際観た感想ですが。

まず
色づかいが
素晴らしいです。

あの渋みと
深みのある
紀里谷カラー。

キャシャーンより
動きもカメラアングルも
パワーアップしてるような
気がしました。

そういや
ポスターも
かっこいいです。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/B0024NJY26/ref=dp_image_z_0?ie=UTF8&n=561958&s=dvd

キャシャーンの
ポスターも
かっこ良かったですし。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/B0001A7D0O/sr=1-1/qid=1241964793/ref=dp_image_text_0?ie=UTF8&n=561958&s=dvd&qid=1241964793&sr=1-1

恐らく
紀里谷さんに
写真撮ってもらったら
どんな男でも
かっこよくなるのでは
ないのでしょうか。

主人公の
江口洋介さん。

いやぁ
かっこいいこと。

こういう
時代物の
自由人的な役が
ぴったりな役者さんに
なられたのですね。

ちなみに
江口さんが
上半身裸になるシーンが
あるのですが
その肉体美がまたもう・・・。

ほんとに40代の
身体か
っていう。

男性ながら
森高千里さんが
羨ましい限りです。

でも
1点だけ
気になったトコが
ありまして・・・。

この映画
走るシーンが多いのですが、
江口さん
走り方が少し
小走りな気が・・・。

ちょっと
チンピラみたい・・・。

あと
他の登場人物さんですが
私個人的には
役者さんは
知名度のない方の方が
作品にリアリティがでて
好きなのですが、
GOEMONは
出演者が
まぁ豪華なこと・・・。

江口洋介さんに
奥田瑛二さん、
大沢たかおさん、
要潤さん、
広末涼子さん等々・・・。

でも
その中でひとり、
いました!

 あれ?
 この人誰?

という方が!

織田信長役の
中村橋之助さんです。

どうも
歌舞伎をやられている
方らしいです。

ってアレレ。

中村橋之助さんなら
名前聞いたことが
あるぞ・・・。

って
ウェブで調べたら
見たことのある顔が・・・。

あ・・・この人は
知ってる・・・。

でも。

でもですね。

GOEMONでは
ほんっとに
顔が別人なんです。

登場したときは
正直

 笑い飯の西田さん

かと
思いましたから。

http://www.kabuki-bito.jp/news/2009/04/goemon.html

参考:笑い飯さん

あと
ストーリーについてですが。

キャシャーンの時に
思ったのですが
後半になると
色づかいのインパクトが
麻痺してきて
ダレてきちゃうんです。

それにつれて段々と
ストーリーも
よく分からなくなって
きちゃうんです。

ですが今回は
最終目的が分かりやすかったので
キャシャーンの時よりは
ダレることは
ありませんでした。

それよりも
何よりも
全体を通して
ストーリーが
エグいです。

テレビでの宣伝を
見たときは

 あぁこの映画のウリは
 痛快さなのかな

と思ったのですが、
残虐な殺傷シーンが多くて
あまり気持ちよく
楽しむことができませんでした。

特に
千利休への罰のシーンや
五右衛門風呂のシーンは
ちょっと・・・
そこまでやるかという
感じですねぇ・・・。

映画を
観終わった後の
後味の悪いこと・・・。

これも
紀里谷さんの
狙いかもしれませんが・・・。

全世界配給ということですが
R指定になってしまう国も
あるんじゃないかと
ハラハラしてます。

そして
アクションも
GOEMONの
見どころであります。

もはや
紀里谷さんの
得意分野でしょう。

確かに痛快です。

でも
速さにちょっと
ついていけませんでした。

もう三十路の
おっさんには
辛いところです。

それから、
刀がぶつかる
キーンという音が
強すぎるような
気がしました。

少し
高音カットした方が
耳に優しいかと
思われます。

あと
ところどころで
他のアクション映画の影響が
見え隠れして
ちょっと
残念でした。

例えば
高いところから
着地するときのポーズは
マトリックスを彷彿とします。

これは
GOEMONに限ったことでは
ありませんが・・・。

でも
江口さんと大沢さんが
1対1で戦うシーンでの
ズザーーーって
片方が
後ろに飛ばされるトコは
あっ新しいと
思いました。
 ※映画館でご確認ください

GOEMONは
もうちょっと
アクションに徹しても
いいと思ったのですが、
ちょいちょい
人生訓などが
挟まれてて・・・。

果たして
いいのか
どうなのか・・・。

変に
重いテーマに触れて
茶番にならないか
心配でした。

紀里谷さんの
次回作には
人生訓とか
そういった重いテーマから外れて
もっと
ファンタジー色の強い
エンターテインメント作品を
作って頂けないか
願っております。

というか
ドラゴンボールの実写版は
紀里谷監督が
制作しては
いかがでしょうか。

GOEMONは
全世界配給決定ということですが
豊臣秀吉や
織田信長など
時代背景をよく知らない方が観ても
この映画の面白さは
半減してしまうのでは
ないでしょうか。

さらに
元々豊臣秀吉は
アジアの国で
評判が悪いそうですが、
この映画では
悪者の設定で
描かれているので、
フィクションとはいえ
更なるイメージ悪化は
避けられないでしょう。

とはいえ
紀里谷作品のような
特徴のある映像は
他の映画では
観たことがないので
海外で
どんな評価を受けるのか
楽しみです。

なんだか
色々イチャモンを
つけてしまいましたが
観に行って正解の
映画でした。

CMで
絶景絶景と
江口さんが
おっしゃっていたように
あの映像美は
やはり
映画館で観ると
一味違います。

あ・・・そういや
CGってのが
気になりましたかね。

GOEMONは
かなりのシーンで
CGを使用しているそうで。

大群衆を観ても

 スゴイ・・・けど
 CGなんだよな・・・

という
邪念が
生じてしまいました。

ほんとは
CGだろうが
実写だろうが
見えるものには
変わりがないのですが
CGと聞いただけで
パワーダウンしたような
気になっちゃうんですよねぇ。

最近だと
映像を見ただけで
実写かCGかを
勘ぐる癖が
ついてしまいました。

もはや
観る側の
問題ですね。

さてさて
もうひとつ
映画を観た感想。

 こんな時代に
 生まれなくてよかった・・・

ですね。

久々の
映画感想で
文章が
めちゃくちゃですが
興味がある方は
是非
劇場で
ご覧頂ければと
思います。

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